わたしの相棒:ホルン

 

好きなもの、と言われて真っ先に思いつくのはホルンです。

中学1年生の時に吹奏楽部に入ってホルンに出会って、気づいたら今年でもう8年目。

そんなにやったっけ?という感じだけど。

今の相棒が私のところに来たのは高1の1月だから、相棒歴4年目に突入しております。

一体何回の本番を一緒にやってきたんだろうなぁ。

いつもありがとう、大好きです。

 

 

ホルンを始めたきっかけは、何とも微妙です。

運動音痴なので運動部に入るという選択肢がなくて、ピアノやってたから音楽は好きで、そうなったら吹奏楽部を選ぶしかないじゃないですか。

当時やってた朝ドラのヒロインがトランペットを吹いてて、それがかっこよかったからという安直な理由で第1希望はトランペット。

第2希望何にしようかなぁなんて考えてた時に、ホルンの一個上の先輩がとっても明るくて面白い人で、この人と一緒にやったら楽しそう!というさらに安直な理由で第2希望をホルンにしました。

そして結果的にホルンを始めることになったわけですよ、本当に先輩には大感謝です。

いまだに仲良くしていただいています。

 

 

初めはメロディーばっかりのトランペットやクラリネットが羨ましくて、何が楽しくて私はこのつまんない楽譜を吹いてるんだとか思ってました。当時の自分をぶん殴りたいですね。

でもだんだん楽器を吹くことが好きになって来て、中1の夏くらいには早く放課後にならないかな〜って授業中もそわそわしながら運指さらったりしてた。懐かしいなぁ!

 

そして気づけばホルンの魅力に取り憑かれてました。誰が何と言おうと私にとってのナンバーワンは永遠にホルン。間違いない。

今思えばその時から私は授業が終わったら部室にダッシュするタイプだったし、まだ誰もいない部室で1人で楽器を吹くのが大好きでした。

楽器愛は誰にも負けない、って自信があります。

 

 

ホルンの一番の魅力は、音。

ホール全体を包み込むようなあったかさと柔らかさ、それでいてちゃんと芯がある音。金管らしく力強い音も出る。最高。

だけど、私はまだそんな音を出せてない。

自分が一番わかってるはずのホルンの魅力を、私の技量不足で全部発揮させてあげられないのがとってもとっても悔しい。

高校生の時顧問の先生がおっしゃってた、「金額分の音を出せ。そうじゃなきゃお前のところに来た楽器が可哀想だ。」という言葉が忘れられない。

いつかは、自分で納得できる音を出したいです。

 

 

ちなみに、私の楽器の名前はトムといいます。

中学生の頃使ってた学校楽器がつむりー(御察しの通りカタツムリから)、テムテム(つ、からのた行縛り)、そして今の相棒トム(て、と来たら次はトでしょ、あと単純にトム・クルーズが好きだった)。

トム、これからもよろしくね。

 

今日もホルン愛に溢れる山岡がお送りしました。

おやすみなさい〜!

これから予習するけどね!!!

 

ゆり